神奈川県秦野市にて、野菜本来の生命力あふれる「味」「香り」「食感」を追求した、美味しくて安心して食べられる野菜を作っています。農薬・除草剤・化学肥料等は一切使用していません。ビニールマルチを使用せずに、空と地球を生物が自由に往来できる環境を保っています。生物多様性をはぐくむ、自然と調和した畑が目標です。
農薬、化学肥料、除草剤は、圃場全域で、一切使用しておりません。
遺伝子組換作物は作りません。
ゲノム編集作物は作りません。
ビニールマルチ不使用。
Hemiptera 2020.08.05更新
カメムシ目 62種
(うちカメムシ類46種)
カメムシ科 17種
アブラナ科の害虫。
やはりパセリの花が好きなようで、種になっても群れています。
イネ科について吸汁します。 ベージュのストライプと赤い触角がかわいいカメムシです。
これも普通種。 写真ではバジルについていますが、何にでも付いています。
小さいカメムシです。8月17日撮影。
昨年は見かけなかった小さめのカメムシ。 豆の実を吸汁するので、困り者です。
翅が茶色いのが特徴です。
イヌビユの穂にたかっているアオクサカメムシの若齢幼虫。
越冬から出てきたミナミアオカメムシ。茶色味が強いのは、冬季の枯草での迷彩効果を考えてか?
城南小松菜についていますが、非常に巧妙な迷彩色で、隠蔽効果が極めて高かった。 アオクサカメムシに似ていますが、光沢があります。 先日、ナンキンハゼの葉裏に集団でいるのを見かけました。
アオクサカメムシに似た、ミナミアオカメムシ。この畑ではこれが多いです。写真は、前胸背板前縁がベージュ色に色付いているタイプ。
交尾中です。植物に口吻を刺して汁を吸います。 前胸背板に筋の入った個体も散見されます。
ミナミアオカメムシの幼虫ですが、色々な色のものがいます。
ミナミアオカメムシの幼虫ですが、色々な色のものがいます。こちらは、前胸背板(上半分)がブラックで、腹部(後ろ半分)はエメラルドグリーンの美しい個体。
サシガメ科 7種
外来種だという、大型サシガメ。 脚の赤い点はダニ。
捕食性のカメムシ(サシガメ)の仲間で、なんと、ヤスデが好物という変わり者。確かにヤスデの多そうな場所にいました。逆に動きの速いムカデに食われたりはしないのだろうか??
カスミカメムシ科 2種
11月末、春菊の芯芽の部分に2匹くっついています。日向ぼっこでしょうか?
草取りをしているとよく見かけるきれいで小さなカメムシ。
クチブトカメムシ科 3種
美しい金属光沢と鮮やかな朱色。
肉食性のクチブトカメムシの仲間で、美しいメタリックブルーです。小型で、アオクサカメムシよりも2回りほど小さいです。
アオクサカメムシなどよりは少し大きめの肉食性カメムシ。主として鱗翅目の幼虫(いわゆる蛾や蝶のイモムシ)を食べている心強い虫。 幼虫は青みがかったメタリックブラックで、赤い斑が2つ並んでいます。
カメムシ類ではよくあることですが、成虫とは全く異なる色で、ブラックブルーのメタリック。赤い斑紋が2個並んでいます。鱗翅目の幼虫が好物。
ヘリカメムシ科 5種
ヘリカメムシ科
ヘリカメムシ科 南方系のカメムシ。2016年に初めて見つけました。トゲのある後肢の幅広部分が特徴的。触角と体にある橙色の斑も目立ちます。
ヘリカメムシ科 淡い緑色が美しい幼虫。葛の葉にいました。
ヘリカメムシ科 これも普通種。ピョンと飛びます。多くはマメ科にいるような気がします。
ホソヘリカメムシ科 2種
ホソヘリカメムシ科 体が細くて脚が太いのが特徴です。 体は硬いです。
ホソヘリカメムシ科 カクカクトゲトゲしたイメージの形態をしたカメムシの幼虫。
ホソヘリカメムシ科 アリによく似た形態のカメムシの若齢幼虫。動きも似ています。
ホソヘリカメムシ科 草(多くはイネ科のメヒシバ・エノコログサなど)を刈って苅草を集めた時、ちょっとしゃがんで草の山を見てみましょう。 色んな種類の小さなカメムシがたくさんいます。これはそんなカメムシの一種。細身なカメムシです。なお、青リンゴの香りはしないと思います。
ヒメヘリカメムシ科 4種
ヒメヘリカメムシ科
ヒメヘリカメムシ科
ヒメヘリカメムシ科
ヒメヘリカメムシ 科やはりオカノリにいる成虫。同じアオイ科ですが、オクラについているのは見たことがないです。
ヒメヘリカメムシ科 オカノリ(アオイ科)に群れるスカシヒメヘリカメムシの幼虫。赤味が強いです。
ツノカメムシ科 2種
ツノカメムシ科 背中のハートマークがポイントです。
ツノカメムシ科 発色の良いきれいな緑色のカメムシ。こちらは雌です。
ナガカメムシ科・ヒョウタンナガカメムシ科 3種
ナガカメムシ科
ナガカメムシ科
ヒョウタンナガカメムシ科
オオホシカメムシ科 2種
オオホシカメムシ科 フタホシカメムシにそっくりなカメムシ。春菊についていました。
オオホシカメムシ科 赤字に黒い斑紋がきれいなカメムシ。肉食性ではありません。カメムシは多いです。
その他のカメムシ 4種
マルカメムシ科 クズの葉にたくさんいる小さくて光沢感の強いカメムシ。
ツチカメムシ科 育苗培土に混じっていたツチカメムシの成虫。 地面に落ちた木や草の実などから吸汁しているので、野菜に実害はないと思います。 翅は結構硬いです。
ヒゲナガカメムシ科 保護色が巧妙でどこにいるか見つけにくいですが、中央で斜め左下を向いています。 これもイネ科植物にいる普通種。前脚が太いです。
ウンカ・アワフキムシ・ハゴロモなどの仲間 7種
目玉模様が何だかリアルなハゴロモ。幼虫も変わった形をしています。
透き通った翅が美しい、ウンカの仲間。
セミの仲間 3種
オクラで吸汁するクマゼミ。
アブラムシの仲間 3種
恐らく、タイワンヒゲナガアブラムシです。春菊についています。
ソラマメヒゲナガアブラムシ。鮮やかな緑色の体で、赤い眼、黒い脚・触覚・角状管が識別点。