神奈川県秦野市にて、野菜本来の生命力あふれる「味」「香り」「食感」を追求した、美味しくて安心して食べられる野菜を作っています。農薬・除草剤・化学肥料等は一切使用していません。ビニールマルチを使用せずに、空と地球を生物が自由に往来できる環境を保っています。生物多様性をはぐくむ、自然と調和した畑が目標です。
農薬、化学肥料、除草剤は、圃場全域で、一切使用しておりません。
遺伝子組換作物は作りません。
ゲノム編集作物は作りません。
ビニールマルチ不使用。
Hymenoptera 2020.09.20更新
ハチ目 58種
ハバチ亜目 6種
食草はスギナ。メスはカブラハバチに似る。
オレンジ色の胴体に黒い頭と黒い翅。 刺さない蜂です。
ハチの仲間の中で、イモムシ状の幼虫が葉を食べているグループがあります。原始的なハチの仲間で、刺さない蜂、ハバチ(葉蜂)というグループです。 そんな中の1種、カブラハバチ(蕪葉蜂)。もちろん刺しません。ナノクロムシ(菜の黒虫)と呼ばれる黒い幼虫は、刺激ですぐにころりと落ちてしまいます。 黒い体色は、落ちた後土に紛れて発見困難!
ハバチ(葉蜂)の幼虫。 ナノクロムシ(菜の黒虫)の別名を持つイモムシで、艶消しの漆黒。 刺激ですぐに丸まって落下します。真っ黒なので、土の上で発見するのは難しい。
ギシギシにいる、あの可愛いイモムシの成虫です。
ギシギシの葉を食べているハバチの仲間の幼虫です。そう、ハチなんです。 上半分が青緑で、下半分が黄緑色。頭はオレンジで、サイドには黒い点が並ぶ、かわいい配色です。
バラの大害虫。でもかわいいイモムシです。 芋虫=蛾・蝶 のイメージがありますが、ハチになるイモムシもいます。ハバチの仲間です。ハバチは刺しません。
クルミの葉にいるワタ毛のような幼虫。白い分泌物でふわふわしています。 葉を食べる葉蜂(ハバチ)の仲間です。
じゃがいもにいました。なぜ?
スズメバチ亜科・アシナガバチ亜科 5種
昼食中にブンブン付きまとってきたので、仕方なく退治したところ。 イモムシなどをガンガン補食(食べているわけではないが)しているので、憎めないやつです。 ビビッてピンボケです(*´ -`)
ビビッて近寄れず。また動きが早いので、ブレまくりです。この時期多くなってきました。
ドロバチ亜科・ツチバチ亜科 クモバチ亜科 16種
アシダカグモなどを狩ります。
クモを狩る狩蜂の仲間でメジャーな大型種。美しいオレンジ色と黒のツートーンで目立ちます。
夜間のスマホ撮影のため不鮮明ですみません。お尻は濃いオレンジ色です。
クモを狩る狩蜂。そんなに大きな蜂ではないですが、大きなクモを引きずっていきます。
これは、大きなナガコガネグモを引きずっているところ。
スティックセニョールにつたドロバチの巣。恐らくトックリバチだと思います。
ミントの花の常連さん。狩蜂です。
鱗翅目の幼虫を狩る、ドロバチの仲間。オクラの葉を巻いて巣食うワタノメイガを探しているのでしょう。
こちらもミントの花の常連です。オクラにもよくいます。ワタノメイガの幼虫を探している感じです。
主に蛾の幼虫(いわゆるイモムシ)を幼虫の餌として狩る、狩蜂の仲間。 日本では、メスしかいないようで、単為生殖個体群らしいです。
ツチバチの仲間。
土中にいるコガネムシの幼虫に産卵するというツチバチの仲間。触角が長いのがオス。
キンケハラナガツチバチに似ています。腹の帯の細さで決定しました。
土中のコガネムシ類の幼虫を狩るツチバチの仲間。刺されてことがありますが、当然、「チクッ!!」と痛いです。でも毒がないのか、物理的に刺さった痛みだけでした。
アナバチ亜科・ギングチバチ亜科など 7種
美しいシルエットと色彩の狩蜂。
複眼がアブっぽい感じです。別名はオオハヤバチ。バッタ類の幼虫を狩る。
クロアナバチよりは少し小さめ。やはりバッタなどを狩ります。
青い紙にとまっているので、農紺色のメタリックな退色が良く分かりません。クモを狩ります。
ツユムシなどのバッタを狩るハチ。顔が白い。
顔の白い毛が特徴のけっこう大型のアナバチ。キリギリスの仲間を狩るようです。
名前の通り、外来種の狩蜂。 泥で巣を作り、ハナグモ等の蜘蛛を狩って、その中に入れ、そこに産卵する狩蜂の仲間。 これは、恐らく泥を採りに来たところ。
小さい体ながら、コオロギを狩る狩蜂。
ヒメバチ・ヤドリバチ類など 13種
原の先端のみ褐色。 種名は不明
メンガタヒメバチの1種。アシナガバチではありません。蛾の幼虫に寄生。これは、11月23日に大根の葉にいました。
激しく触角を振りながら、レタスの苗の上を歩行中の寄生蜂(ヒメバチ)の仲間。
アゲハの幼虫に寄生する寄生蜂(ヒメバチ)の仲間。 イタリアンパセリ・ディル・ニンジン等にたくさん付いているキアゲハの幼虫を狙っているのでしょう。
恐らくヒメバチの一種だと思います。 白いウジ虫はウワバの仲間の幼虫(宿主)。 ミントグリーンの丸いものは、ハチの幼虫の塊です。
別名、青虫小繭蜂。 文字通り、青虫に寄生して、蛹化するとき体外に出てきて、うす黄色い小さな繭をたくさん作ります。
赤い腹の先端が黒い小さな蜂。
大青蜂 と書きます。メタリックブルーの蜜蜂ほどの寄生蜂。非常に美しいです。毒針はないようなのですが、蜂を素手で持つのはおっかなびっくりです。
華奢な感じの小さな蜂ですが、アブラムシに寄生するアブラバチ。農家の味方です。
ニンジンの葉が巻いているので、クモでもいるのかと思って開けてみたら、ミイラ化したウワバの幼虫がいました。 ウワバの仲間に寄生する寄生蜂、キンウワバトビコバチのマミー。多胚性昆虫(1つの卵から多数の子供が生まれる虫)のなかでも2000匹以上という特殊なハチ。 しかも、幼虫には普通の幼虫と兵隊幼虫がいるというかなりの変わり者。
ミツバチ上科 9種
疲れたのか、クマバチが地面で休んでいました。こんな時でないとスマホでは撮影できません。
外来種。在来種のクマバチ(キムネクマバチ)より腹が少しスリムな感じです。
お尻の青い帯がきれいなハチ。ミツバチくらいの大きさです。今回は、ドジョウインゲンの花に来ていました。
日本在来の蜜蜂。一般的なセイヨウミツバチよりも小ぶりで黒っぽく感じます。
長い触角が特徴的な、ミツバチくらいの小さな花蜂。かわいいです。
小さなハナバチの仲間、メンハナバチの一種だと思いますが、詳細は不明です。