2026年9月14日号
今回は、まさに泣き言です。
8月下旬から9月は超農繁期。多品目栽培の有機農家にとっては、秋の葉物類、冬の根菜類、翌春の菜花類、玉ネギやニンニクの播種など様々な準備が重なり、一年で最も忙しい時期です。特に、播種時期・定植時期のシビアな冬野菜は、蒔き遅れると大きくなれないまま冬を迎え、その後トウ立ち。収穫まで至らなくなります。定植が遅れても同様の惨事となります。玉ネギも播種適期がごく短く、気を遣う野菜の一つです。
そんな時期なのに、8月下旬からずっと毎日雨ばかり。雨量も多く、雨が上がっても、なかなか畑が乾きません。晴れたと思っても霧雨だったり。夕立がひどかったり。
このため、草刈り・耕耘・畝立てなどができず、秋冬野菜の播種や定植が遅れています。白菜・ブロッコリー等は全く定植できていません。9/10播種予定だった大根も播種できていません。一方で、雑草だけが成長し、圃場全域が草に埋もれてきました。焦ってみても、天候だけは「気合」でどうにかなるものではなく、雨の中、ぬかるんだ畑に入ることもできず、ただただ貴重な時が過ぎていくのを甘んじて受け入れるしかない状況。このままでは冬にお出しする野菜が無くなるかも・・・精神的に追い詰められている感じが辛いです。
この雨のお陰で、森ではきのこ達が大はしゃぎ。今を逃すと来年まで会えないきのこ達が森で待っている・・行きたい。でも農作業が・・。でも雨で作業できない・・。焦りと板挟みで精神崩壊寸前!ということで、朝から晩まで一日中雨だった金曜日、キノコ狩りに出掛けました。森に入ると無数の愛らしいきのこ達が総出でお出迎え。たっぷり癒された後は、源泉掛け流しの温泉に浸かって、英気を養いました。農業の不安を忘れられて、気分転換になりました。これからまた、気合を入れて、今できることを頑張りたいと思います。
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