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2025年12月1日号

 だいぶ寒くなってきました。すずき農園のある菖蒲地区は、秦野の西端に位置しますが、どうやら特に寒いエリアなのかもしれません。この地区は、既にガッチリ霜が降りてジャガイモなどは枯れてしまいましたが、秦野市内の他の地区では、ジャガイモがまだ青々と茂っています。恐らくまだ霜が降りていないのでしょう。ここよりも標高の高い地区でもそうなので、ちょっと悔しいです。

 泣き言を言っても始まらないので、雑草に埋もれていた残りのジャガイモを掘り上げました。イモが少ない!植えた種芋よりも少ないくらいの収量。しかも小粒ばかり(-_-;) 仕方ないので、来年はうまくいくよう、がんばってみます(天候任せですが)。


 先週、脱サラして新規就農を目指されるという方が、畑に研修にいらっしゃいました。農業を始める上で大事なことは?と聞かれ、迷わず「気合」とお伝えしました。「根性・体力」も大事です。自然相手なので、自分の都合ではことが進まず、台風・凍害・獣害・害虫などで、何ヵ月もコツコツ積み上げてきた仕事が水泡に帰すこともあります。膨大な仕事量が目前に巨大な壁のように立塞がることもあります。そんな時は、気合と根性ですね!ということで、安定のセルフブラック農家、すずき農園でした。

 
 
 

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2025年12月22日号

秦野は完全に冬です。寒さで、地上部が変色したり枯れてしまった野菜も多く、畑は殺風景です。一見すると枯草だらけの荒地のよう。この畑から何が収穫できるの?そんな感じ。でも、根菜類などは土中で寒さに耐えて健在ですし、健気に生き残っている葉物野菜もあります。土中から躍り出て、生き生きとした鮮やかな色を見せつける野菜達の圧倒的な存在感。見ているだけで、生命力を分け与えられている気がします。  乾燥しがちな冬

 
 
 
2025年12月15日号

少し前までは色々な冬野菜がたくさんできていて、色鮮やかでにぎやかだった畑ですが、冷え込みが強くなって葉物に傷みが出たり、地上部が枯れてしまっている野菜が多くなってきました。野菜の種類は少なくなり、根菜類メインになっています。  12月に入って、飲食店の出荷数が増えてきました。お試しのご注文や追加のご注文などもあり、収穫・出荷日は慌ただしくなっています(そもそも佐川の集荷時刻にいつもギリギリだ、とい

 
 
 
2025年12月8日号

冷え込みが厳しくなってきて、毎朝氷が張っています。冬野菜が美味しい季節です。まだ甘みは乗ってはいませんが、これからが楽しみです。  一方、この冷え込みで、野菜が凍ってしまい、葉物類に被害が出ています。レッドオークリーフ(赤いリーフレタス)は1株も出せずに全滅。春菊も茶色く変色。寒さに強いはずの小松菜までも凍害で白く変色しています。まだ小さいロメインレタスですが、このまま凍ってダメにしてしまうよりは

 
 
 

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