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2026年3月2日号

ついに3月に入りました。一昨日はたっぷり雨も降り、その後暖かい日が続いています。日中は暖かく、朝晩も0℃を下回ることが無くなってきました。この辺りでいつも最初に咲く桜の木がありますが、開花し始めました。春がそこまで来ている感じです。

 と言う訳で、野菜達が薹立ち(とうだち)を始めています。寒い冬を乗り越えて春の到来を感じ、花を咲かせるために、一気に天に向かって伸び始めます。高くなった背丈を支えるため、根はしっかり張り、茎は硬くなってきます。子孫を残すための自然の摂理です。ただ、農家にとっては困りものです。根菜などは硬くなったりスが入ったりして、味が落ちてきます。そろそろ冬野菜はお終いですね。恐怖の「春の端境期」に突入です。夏野菜ができ始める初夏まで続く春の端境期は、長いですし、本当に農家泣かせです。

 小蕪も薹立ちが始まりました。もちろん蕪本体は食べられますが、煮物やサラダには向かず、グリル一択ですね。オーブンや魚焼きグリル等で、じっくりと火を入れることによって、蕪の旨味や甘味が出て美味しくなります。少し焦げた皮は旨味たっぷり。トウ立ちした地上部はお浸し、天ぷら、炒め物等が美味しいです。

 蕪だけでなく、色々な野菜がどんどんトウ立ちしていきます。トウ立ちした菜の花も美味しいものです。これから色々な菜の花をお入れすると思いますが、それぞれ個性的な味や香りがあります。今の時期だけの旬をお楽しみいただければ、と思います。

 
 
 

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