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2024年10月7日号

今年は、9月に入っても酷暑が続き、雨は少なく、肝要な所で台風が来たりの厳しい気候。冬や来春に向けた苗づくりが大変でした。播種しても発芽率が最悪。その後の生育も悪く、さらに虫害まで多発。何度も蒔き直しをしましたが、うまくいかないまま播種適期を過ぎてしまった野菜も多いです。播種適期を過ぎると、発芽しても大きくなれないまま冬を迎え、春には小さいままトウ立ち。同様に労働は発生すれども収穫はできず。まさに徒労です。

 そんな暑さと渇水に苦しんでいたと思ったら、先週木曜からは雨続き。豪雨ではないですが地味に作業を妨げる雨が、しとしと降り続きました。

 でも野菜達には恵みの雨。いい感じです。気温が下がってきて、夏野菜は勢いが少し弱ってきました。アブラナ科の野菜は元気に育っています。ここからは虫との闘いです。虫にやられなければ、晩秋には、葉物や蕪などをお入れできると思います。


 9月中に終わらせる予定だったニンニクの定植。ようやく終了!品種は平戸。暖地向きの品種で、一般的な大玉ニンニク(寒冷地向きのホワイト六片等)よりも小さくて鱗片も不揃いですが、香りのよさが魅力です。ニンニクは、植える前に、まず割球して1片ずつにバラします。500玉くらいは割球したでしょうか。やり過ぎて指先が痛いです。来年6月頃からの出荷になろうと思いますが、美味しいものをお届けできるよう、丁寧に育てたいと思います。

 
 
 

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2025年10月27日号

急に冷え込んで冬の気配を感じます。この寒さは、さすがに夏野菜には厳しいようで、実が大きくなりません。そろそろお終いですね。夏~秋までがんばってくれて、ありがとう!  一方、冬野菜が少しずつでき始めています。間引いた大根や人参、まだ小さい小蕪、日野菜蕪の他、多雨の影響でルッコラ等の葉物類もフワフワっと大きくなっているので、少しずつ出荷し始めています。また、今頃になってインゲン豆ができ始めました。少し

 
 
 
2025年10月20日号

雨の日が多いです。土砂降りというよりはダラダラしとしと降り続く感じです。作業ができないことが多く、そんな日には菌活。晴耕雨菌。雨で読書をしている場合ではありません。今出ているきのこ達との、一期一会の出会いを求め、山野を彷徨います。また、先週末にはお客様をきのこ狩りにご案内。甲府駅で合流し、レンタカーで韮崎~北杜~富士見辺りのきのこポイントを巡りました。最初はおっかなびっくり感がありましたが、すぐに

 
 
 
2025年10月13日号

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