top of page
検索

2025年8月4日号

週末に来る予定だった台風9号。強風による被害を甘受しても欲しかった雨・・・ですが、残念ながら、逃げて行ってしまいました。雨は一瞬降ったものの、サッと表土をどければ中はからからに乾いた白い土。さすがに野菜達に影響が出始めています。

 渇水に弱いキュウリは枯れ上がってしまい、ほぼ終了。ナスはつやが無くなり、硬くなってきています。インゲン類は花を付けません。そして各種カメムシが大発生。特効薬のテデトールによるカメムシ駆除も逐次に実施してはいますが、数が多く、逃げ足も速いので、奏功せず。念のため、テデトール=手で取ーるです(-_-;)

 一方で、トマトは、高温で結花・結実数が激減してはいますが、甘味が出てきました。ハーブ類は、萎れやすいのが難点ですが、濃縮されたような強い風味があってよい感じです。ツルムラサキ・空芯菜・モロヘイヤ等の夏の葉物類は頑張っております。

 しかし、そろそろまとまった雨がほしいですね。予定していたニンジンの播種時期は過ぎてしまいましたし、長ネギの定植期も過ぎています。

 雨待ちです。ここは火山灰土質の畑なので、乾燥しすぎるとサラサラしすぎて崩れやすいので、長ネギを植える深い溝を掘れないんです。人参の播種後の水分保持が必須なので、今蒔いても恐らく発芽せずに蒔き直しになることでしょう。

 本当に雨の降らないこの夏、最高の雨乞い方法ってありませんか??

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025年12月22日号

秦野は完全に冬です。寒さで、地上部が変色したり枯れてしまった野菜も多く、畑は殺風景です。一見すると枯草だらけの荒地のよう。この畑から何が収穫できるの?そんな感じ。でも、根菜類などは土中で寒さに耐えて健在ですし、健気に生き残っている葉物野菜もあります。土中から躍り出て、生き生きとした鮮やかな色を見せつける野菜達の圧倒的な存在感。見ているだけで、生命力を分け与えられている気がします。  乾燥しがちな冬

 
 
 
2025年12月15日号

少し前までは色々な冬野菜がたくさんできていて、色鮮やかでにぎやかだった畑ですが、冷え込みが強くなって葉物に傷みが出たり、地上部が枯れてしまっている野菜が多くなってきました。野菜の種類は少なくなり、根菜類メインになっています。  12月に入って、飲食店の出荷数が増えてきました。お試しのご注文や追加のご注文などもあり、収穫・出荷日は慌ただしくなっています(そもそも佐川の集荷時刻にいつもギリギリだ、とい

 
 
 
2025年12月8日号

冷え込みが厳しくなってきて、毎朝氷が張っています。冬野菜が美味しい季節です。まだ甘みは乗ってはいませんが、これからが楽しみです。  一方、この冷え込みで、野菜が凍ってしまい、葉物類に被害が出ています。レッドオークリーフ(赤いリーフレタス)は1株も出せずに全滅。春菊も茶色く変色。寒さに強いはずの小松菜までも凍害で白く変色しています。まだ小さいロメインレタスですが、このまま凍ってダメにしてしまうよりは

 
 
 

コメント


bottom of page