ここ最近、毎日のように複数の鹿が畑に侵入し、主にニンジンを喰い荒らしていました。畑を縦横無尽に駆け回って、野菜・苗・芽などを容赦なく踏み潰します。ニンジン畝で転げまわった形跡すらありました。まあ酷いものです。電気柵も効果無しです。日没後に巡察して、鹿を見つけて追い払ってはいましたが、一晩中見張っていられるわけでもなく、結局朝までには侵入されてしまいます。
色々考えた結果、物理的に侵入を防ぐのが最良ではないかという結論に至り、畑の外周にぐるりと防獣柵を設置することにしました。痛い出費ではありますが、背に腹は替えられません。
泣き言を聞きつけたお客様が、浜松から援農にお越しになり、防獣網の設置を手伝って下さいました。3名いると俄然捗ります!なんとか1930頃までには概成しました。
日没後の巡察は毎日続けていますが、頻繁に鹿に出くわします。でも、その後の侵入はありません。お陰様です!
酷暑や豪雨、害虫による激しい食害、カラスやヒヨドリによる鳥害、そして狸・ハクビシン・鹿などの害獣。そんなリスクを一気に背負込み、補償なし。休日無しの長時間労働。農業というのは、なかなかに大変なお仕事だと、今更ながら痛感しております。
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