ミニトマトの仕立て・誘引が、ようやく終わりました。トマトは本来、地表をもじゃもじゃと絡み合ってブッシュのようになる植物です。放任すれば、こんもりした草むらになります。収穫がしにくいので、通常の栽培では、上に伸びるように仕立てます。
すずき農園では、上から吊るした紐に巻き付けていくタイプの誘引をします。この際、縦横無尽に伸び散らかったトマトの脇芽から、剛健なものを2~4本ほど選び、それ以外の脇芽を掻き取って、すっきりと上方に引き上げるように仕立てます。言葉で言うと簡単ですが、葉や脇芽が絡み合ったり、紐が引っ掛かって絡んだりするうえ、都合よく良い位置に脇芽があるわけでもないので、パズルのような感じです。トマトの葉・花芽・脇芽は非常に折れやすいので、非常に神経を使った作業になります。
しかも、品種によって性格が異なります。素直な品種ばかりではなく、ぐちゃぐちゃに絡み合う品種、脇芽がものすごく出る品種などがあります。特にエアルーム系のトマト(固定種)は暴れる傾向が強いです。
ところで「ミニトマト」は終わりましたが、サンマルツァーノ(加熱用長型種)×3畝は手付かずです。サンマルツァーノは暴れっぷりが酷いので、気合で仕立てるか、あきらめて放任にするか、迷っております。
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