top of page
検索

2024年6月17日号

更新日:2024年9月2日

ミニトマトの仕立て・誘引が、ようやく終わりました。トマトは本来、地表をもじゃもじゃと絡み合ってブッシュのようになる植物です。放任すれば、こんもりした草むらになります。収穫がしにくいので、通常の栽培では、上に伸びるように仕立てます。

 すずき農園では、上から吊るした紐に巻き付けていくタイプの誘引をします。この際、縦横無尽に伸び散らかったトマトの脇芽から、剛健なものを2~4本ほど選び、それ以外の脇芽を掻き取って、すっきりと上方に引き上げるように仕立てます。言葉で言うと簡単ですが、葉や脇芽が絡み合ったり、紐が引っ掛かって絡んだりするうえ、都合よく良い位置に脇芽があるわけでもないので、パズルのような感じです。トマトの葉・花芽・脇芽は非常に折れやすいので、非常に神経を使った作業になります。

 しかも、品種によって性格が異なります。素直な品種ばかりではなく、ぐちゃぐちゃに絡み合う品種、脇芽がものすごく出る品種などがあります。特にエアルーム系のトマト(固定種)は暴れる傾向が強いです。

 ところで「ミニトマト」は終わりましたが、サンマルツァーノ(加熱用長型種)×3畝は手付かずです。サンマルツァーノは暴れっぷりが酷いので、気合で仕立てるか、あきらめて放任にするか、迷っております。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025年7月7日号

7月。もう1年の半分が過ぎ、月日の経つのは早いものだと実感します。そして暑い日が続きます。毎日2リットルの水筒にお茶を入れて持っていくのですが、午前中には飲み干し、汲んでおいた湧き水(秦野の丹沢山麓にある葛葉の泉)を満たし、またそれを飲み干す、といった感じ。1日4リットルほ...

 
 
 
2025年6月30日号

晴天続きで、暑い日が続きます。とはいえ、秦野ではまだ朝晩は涼しいです。もちろんクーラーなどは不要。日中も、陽が陰れば涼しく、作業しやすいです。  しかしながら作業は遅れに遅れております。ゴーヤ・唐辛子の定植も未実施(畝の準備すら手つかず)。秋の端境期を支えてくれるはずのシカ...

 
 
 
2025年6月23日号

梅雨ですか?という感じで、毎日カンカン照り。一年で最も陽が長い時期なので、たっぷり作業ができます。ただ、いきなり盛夏のような陽射しなので、汗だくです。  畑の土はカラカラに乾いてきました。少しお湿りがほしいところです。水不足なのかズッキーニがピークアウト。雌花の開花数も少な...

 
 
 

Comments


bottom of page