top of page
検索

2025年11月5日号

 朝、薩摩芋・南瓜等の夏野菜の葉が黒く変色していました。初霜です。二十四節気の「霜降」は10月23日とはいえ、ちょっと早い気がします。日中の気温も低下してきました。いい感じの作業日和です。そろそろまとめてサツマイモの掘り上げをします。サツマイモ掘りに参加されたい方は早めにご連絡ください。浜松と違って土が軽いので、楽しい芋掘りができます。


 今期は、防獣ネット+電気柵5線という二重の防獣柵を全周に施してある為、今のところ鹿の侵入・食害は無いです。昨年鹿に壊滅させられた人参も順調です。しかし、中型獣である、猯(まみ)や貉(むじな)の類(ハクビシン・タヌキ・アナグマ)には全く効果はありません。先日ついに落花生に食害が出ました。好き放題にガンガンに喰い荒らされていました。まさに喰い散らかす、といった感じ。ということで、小雨の中、一気に全ての落花生を掘り上げてしましました。その翌日、念のため、日没後に巡察すると、隣の敷地の樹上から、貉が侵入を伺っているではないですか!もちろん威嚇して蹴散らしました。冬の間、夜間の巡察は続きます。


 野菜の状況は、名残の夏野菜少々を除き、冬野菜に移行しています。特に白菜がいい感じ。昨年は虫害で全滅するなど、私にとっては「難しい野菜」でしたので、ちょっとうれしいです。今年はアブラムシの害が極めて少なく、ダイコンハムシの害も少ないです(今のところですが)。害獣は安定して居着いていますが、害虫の発生は、年によって大きく異なります。農家による防虫対策を超えたレベルで、周年の発生個体数や発生する種類の変動による影響が大きいものと感じています。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2025年12月22日号

秦野は完全に冬です。寒さで、地上部が変色したり枯れてしまった野菜も多く、畑は殺風景です。一見すると枯草だらけの荒地のよう。この畑から何が収穫できるの?そんな感じ。でも、根菜類などは土中で寒さに耐えて健在ですし、健気に生き残っている葉物野菜もあります。土中から躍り出て、生き生きとした鮮やかな色を見せつける野菜達の圧倒的な存在感。見ているだけで、生命力を分け与えられている気がします。  乾燥しがちな冬

 
 
 
2025年12月15日号

少し前までは色々な冬野菜がたくさんできていて、色鮮やかでにぎやかだった畑ですが、冷え込みが強くなって葉物に傷みが出たり、地上部が枯れてしまっている野菜が多くなってきました。野菜の種類は少なくなり、根菜類メインになっています。  12月に入って、飲食店の出荷数が増えてきました。お試しのご注文や追加のご注文などもあり、収穫・出荷日は慌ただしくなっています(そもそも佐川の集荷時刻にいつもギリギリだ、とい

 
 
 
2025年12月8日号

冷え込みが厳しくなってきて、毎朝氷が張っています。冬野菜が美味しい季節です。まだ甘みは乗ってはいませんが、これからが楽しみです。  一方、この冷え込みで、野菜が凍ってしまい、葉物類に被害が出ています。レッドオークリーフ(赤いリーフレタス)は1株も出せずに全滅。春菊も茶色く変色。寒さに強いはずの小松菜までも凍害で白く変色しています。まだ小さいロメインレタスですが、このまま凍ってダメにしてしまうよりは

 
 
 

コメント


bottom of page