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2025年2月17日号

厳しい寒さが続いていますが、たまに暖かくなったりして、梅の花も咲いています。

 ポカポカ陽気に誘われて、アブラナ科野菜が、トウ立ちの気配を見せ始めました。トウ立ちとは、野菜が種を作るため、花茎が伸び上がることを言います。花茎を支える為に植物体が硬くなっていき、食味が悪くなります。つまり出荷に向かなくなるわけです。昨秋の虫害・獣害も重なって、野菜が少なくなってきました。2月半ばだというのに、早くも春の端境期の雰囲気。戦々恐々としております。意外かもしれませんが、ハウス栽培ではない露地栽培においては、春は一年で野菜が一番少ない季節です。

 一方で、夏野菜の育苗も始まっております。電気を使わない古典的なスタイルでの、踏込温床がいい感じです。穏やかな発酵によって、芯温は42℃~45℃を安定的に保っております。苗を置く表面部分は、外気温がマイナス3℃ほどでも、15℃くらいまでしか下がりません。順調です・・・と言いたいところなのですが、凡ミス! 日中にビニールの保温カバーを外し忘れ、内部が52℃越えに。まだ小さい苗たちは萎れてしまいました。復活を期待してはいますが、恐らくは蒔き直し。せっかく踏込温床を作って早めに始めた育苗ですが、ここでまた振出しに戻った感じ(T-T)。

 思ったようにはいかないものですね。めげずに頑張ります!

 
 
 

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