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2025年5月5日号

日中は暑くなってきました。でも、陽が陰ると涼しく、作業しやすい気候です。

 週末には都内からお客様がいらっしゃり、防虫ネットをたたんだり、色々お手伝いをして下さいました。作業をしながらのおしゃべりも楽しいものです。


 秦野は、丹沢山系と渋沢丘陵に囲まれた小さな盆地です。すずき農園のある菖蒲地区は、秦野の一番西の端に位置します。小田原方面の平野(足柄平野)からの谷筋に位置し、風の通り道になっています。このため、程よい風が吹き抜ける気持ちの良いエリアです。谷筋に沿って南の方に目を向ければ、箱根の山が見えます。振り返って北の方には丹沢山系が居並びます。

 小鳥のさえずりしか聞こえないような静けさとのどかさの中で、だれにも邪魔されず、自由に好きなだけ農作業ができるこの環境は、恵まれているのかもしれません。草むしりなどに没頭していると、いつの間にか日没になっていることもよくあります。一日があっという間に過ぎていきます。時計をチラ見しては、なかなか進まない時間を気にしながら終業時刻を待つ。そんなこととは無縁のお仕事です。

 AIを使えばすぐに出てくるようなこんな文章を作るのに、小一時間かけているコスパ・タイパの悪いすずき農園です。

 
 
 

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2025年12月22日号

秦野は完全に冬です。寒さで、地上部が変色したり枯れてしまった野菜も多く、畑は殺風景です。一見すると枯草だらけの荒地のよう。この畑から何が収穫できるの?そんな感じ。でも、根菜類などは土中で寒さに耐えて健在ですし、健気に生き残っている葉物野菜もあります。土中から躍り出て、生き生きとした鮮やかな色を見せつける野菜達の圧倒的な存在感。見ているだけで、生命力を分け与えられている気がします。  乾燥しがちな冬

 
 
 
2025年12月15日号

少し前までは色々な冬野菜がたくさんできていて、色鮮やかでにぎやかだった畑ですが、冷え込みが強くなって葉物に傷みが出たり、地上部が枯れてしまっている野菜が多くなってきました。野菜の種類は少なくなり、根菜類メインになっています。  12月に入って、飲食店の出荷数が増えてきました。お試しのご注文や追加のご注文などもあり、収穫・出荷日は慌ただしくなっています(そもそも佐川の集荷時刻にいつもギリギリだ、とい

 
 
 
2025年12月8日号

冷え込みが厳しくなってきて、毎朝氷が張っています。冬野菜が美味しい季節です。まだ甘みは乗ってはいませんが、これからが楽しみです。  一方、この冷え込みで、野菜が凍ってしまい、葉物類に被害が出ています。レッドオークリーフ(赤いリーフレタス)は1株も出せずに全滅。春菊も茶色く変色。寒さに強いはずの小松菜までも凍害で白く変色しています。まだ小さいロメインレタスですが、このまま凍ってダメにしてしまうよりは

 
 
 

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